しぐさと不滅

しぐさと不滅

少し前置き

2年半もの間、考えをまとめることもせず、仕事に追われていた間に、生成AIやLLMが登場し、文字通り世界は一変しました。シンギュラリティがいよいよ近づいた感すらあります。

深層学習が驚異的でも、Transformer/Attention が画期的でも、ここまでたどり着くとは思ってもみませんでした。

AI 技術が透明になる寸前の今、考えたことを残しておこうかと思い、気まぐれを起こした次第。

愚にもつかないメモでも、後で見返せば、今を示しているかもしれない、今は今しかない、という妙な心持ちになったので気が向いたら書き残します。


好みのバイアスの続き

人たる嗜好バイアスは、日常生活の中で、選択の繰り返しの中でも生じます。
生得的な部分はあるのかもしれません。

前回触れたように、AIを人っぽくしたいならば好みのバイアスは必須でしょう。それは訓練で与えることもできるし、一緒に生活するだけで、主人友人の見方に触れて学んでいくかもしれません。(そのようなLLM / AI Agent が登場するでしょう。)

では、人が保持し続ける、種としての個性は何でしょう?

結局のところ、人に残るのはもっと無意識的で自然伝承的なもの、例えば「しぐさ」ではないでしょうか。
同じしぐさでも「その人」がにじみ出る。やがて懐かしく思い出されるもの。

逆に言えば、そのくらいしか人に残るものはないのかもしれません。いやはや。

「しぐさ」こそ人に残された永遠、不滅の領域。

そういえば、それこそがこの本のテーマ:

「不滅」ミラン・クンデラ

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